株式会社たにぐち

SDGsの取組み

たにぐちができるSDGsの現在と未来

たにぐちでは「三方よし:売り手よし、買い手よし、世間よし」の精神で企業活動をしてきました。企業の社会的責任を果たすべく、食品ロス問題や地域との共生に取り組んでいますが、今後は「SDGs:Sustainable Development Goals」の考え方を取り入れ、現在は私たちにできることをコツコツと、そして将来にはさらに発展した目標を見つめています。豊かな未来のために「世間よし」を進めてまいります。

SDGS

主な取組み

01食品廃棄ゼロへ向けた取組み 12 つくる 責任使う責任

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製造過程でキズが付いたり欠けたりと、正規品としては販売できないB級品や、見込み違いで余ってしまった原料などを、再度アウトレット・アップサイクル商品として加工し、地域イベントや学童保育所などに寄付しています。また、年に数回、セールを開催、売上の一部もまた寄付しています。

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それでもまだ、様々な事情でアウトレット・アップサイクル商品に再加工できない製品や原料が残ってしまいます。これらは和歌山県にあるエコフィード事業者(食品残さ等を利用して飼料を製造)に引き取ってもらい、他原料と混合された上で家畜に与えられ「食の循環」に活用されています。

02サスティナブル原料の使用 1 貧困をなくそう

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当社のチョコレート製品では、生産者や環境に配慮したサスティナブルカカオ原料に順次切り替えを行っています。
カカオの生産者から、当社の製品を口にされるお客様まで、少しでも多くの人々の笑顔につながるように。
たにぐちでは、持続可能なものづくりを心がけています。

03バイオマストレーの内製化 12 つくる責任つかう責任

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製品を詰めるトレーに、バイオマストレーを導入するための 「バイオマストレー成型工場」が2023年8月に完成しました。
当社製品の納品時に使用される資材を、少しずつ環境に配慮した素材に変更していきます。企業として、少しでも持続可能な社会に向けて貢献ができるように。できることから、こつこつと取り組んでいきます。

※バイオマストレーは、植物などの再生可能な有機資源を使用しています。これにより、廃棄時にやむを得ず焼却処分する場合も、二酸化炭素の排出量が大幅に抑えられます。

04再生可能エネルギーの導入 7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに | 12 つくる 責任使う責任

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工場では購入電力の60%を太陽光・風力発電といった再生可能エネルギー※1に切り替え、CO2 排出量は年間約 801t-CO2※2 の削減につながっています。
さらに、2024 年和歌山工場に発電量333kwの自家消費型太陽光発電設備を設置。これにより、CO2排出量は年間958t-CO2※2の削減につながります。これからも毎年少しずつ、再生可能エネルギーの使用割合を増やしていき、最終目標100%を目指します。
ソーラーパネル式外灯の設置、全館 LED 照明の採用、トイレ・廊下など 人感センサー照明の導入など、節電にも取り組んでいます。

※1)関西電力株式会社が提供する「再エネECOプラン(実質再生可能エネルギー由来のCO2フリーの電気を使用)」を活用
※2)排出量削減量:系統電力CO2排出係数は関西電力の2022年度実績(調整後)0.434kg-CO2/kWhを使用

05工場排水の浄化処理 12 つくる 責任使う責任 | 14海の豊かさを守ろう | 15 陸の豊かさも守ろう

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工場の近くには、和歌山県を代表する清流「日高川」が流れています。この美しい自然環境を保つため、工場では浄化処理に高い能力を発揮する最新設備を設置し、高度に浄化された水を自治体の排水処理場に還すことを基本としています。
また、機械・器具の洗浄方法を工夫することで、排水全体量を減らすようにも努めています。

排水処理能力・条件

項目 単位 放流基準
水量 m3/d 45
pH - 5.8〜8.6
BOD mg/L 160以下
SS mg/L 200以下
n-Hex mg/L 30以下
T-N mg/L 120以下
T-P mg/L 16以下

06チョコっと農園の運営 11 住み続けられるまちづくりを | 15 陸の豊かさも守ろう

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日高川工場近くの耕作放棄地や休耕地(約11,000㎡)を再生し、環境保全活動の一環として「チョコっと農園」を運営しています。四季折々の風景に彩りを添えるべく、約30種類200本以上の植物や果物の苗木を植え、実りある大地の再生を目指しています。夏のヒマワリ、秋のコスモスの時期には、地域の方々が訪れるスポットにもなっています。
また、無農薬で野菜を育成し、従業員に還元しています。

チョコっと農園のお知らせ

07地域との共生 11 住み続けられるまちづくりを